今回はおすすめのポイント経済圏を具体的に解説します!
結論、ポイント経済圏がどこがいいか、は利用する人次第です。
とはいえ、ある程度万人におすすめできる活用法は理屈で説明が可能です。
そこで今回は、ポイント経済圏はどこがいいか、を理詰めで解説します。
ポイント経済圏はどこがいいのか
結論としては、メインにauかPayPay経済圏、サブに楽天経済圏の併用がおすすめです。
以下詳しく解説していきますが、前提条件として2点注意点があります。
最適なポイント経済圏は人によって違う
繰り返しになりますが、ポイント経済圏の居心地の良さは人によって異なります。
とはいえ、使い勝手の面等考慮すれば、以下の4大ポイント経済圏から選ぶのが妥当です。
- 楽天経済圏
- PayPay経済圏
- au経済圏
- docomo経済圏
その為、当ブログでは上記の4大ポイント経済圏から選択することを前提としています。
なお、最適な経済圏の選び方については以下の記事をご参照ください。
ポイント経済圏は生活と密接に関わる為、自分の価値観で選ぶことが大切です。
最適なポイント経済圏は時期によって違う
当記事は2022年3月の情報を元に記載していますが、楽天経済圏の改悪等、日々目まぐるしく状況が変化している為、結構簡単に条件が覆ったりします。
特に最近はポイント経済圏の顧客獲得競争が激化しているので、常にアンテナを張って備えることが重要です。
なぜau・PayPay経済圏と楽天経済圏の併用がおすすめなのか
ポイント経済圏を複数利用した場合、ポイントが分散し貯まるスピードが遅くなる、というデメリットはありますが併用することで得られるメリットも地味に大きいです。
複数のポイント経済圏を利用するメリット
まず、単純に複数利用することで得られるメリットは以下の2つです。
リスクを分散できる
1つにどっぷり浸かっていると、依存したポイント経済圏に何かあった場合にダメージがでかいです。
他のポイント経済圏を知っている、と言うだけで改悪などの対策がスムーズに出来たりします。
比較できる
相場を知る、というのは重要です。
基準となるサービスを2つくらい持っておけば、善し悪しの判断に困ることはほぼ無くなります。
但し、3つ以上の経済圏の利用はポイントが貯まりづらいデメリットの方が大きい為、おすすめできません。
メイン・サブの選定理由
au経済圏・PayPay経済圏をメイン、楽天経済圏をサブとした理由は以下の3つです。
なお、『メイン』とは、固定費等生活費の支払いを集約することを指しています。
ポイント経済圏としての完成度
最近は楽天経済圏に大きな改悪が続き、au・PayPay経済圏は体制を整えつつあります。
しかし、楽天経済圏は改悪続きとはいえ依然完成度が高く、PayPay経済圏はいまいちパッとせず、au経済圏はこれからに期待、といった感じで総合力として見ると均質化してきている、と言えそうです。
そんな中、docomo経済圏だけは目立った動きがなく、金融系・ECサービスが弱点となっています。
現況を踏まえれば、キャンペーン等も豊富な楽天・au・PayPay経済圏を選びたいところです。
ECサイトにおけるポイント付与の仕組みの違い
ECサイトの仕組みによって、共存・共生が適しているか判断することが出来ます。
楽天市場・ヤフーショッピング(PayPayモール)・auPAYマーケットにおけるポイント付与の仕組みで重視されている点は以下の通りです。
- 楽天市場 ⇒ 利用しているサービスの数
- ヤフーショッピング(PayPayモール) ⇒ ソフトバンク・ワイモバイルの契約、PayPayの利用・金額
- auPAYマーケット ⇒ auPAYカードの利用・金額
利用金額の多寡がポイント倍率に影響するヤフーショッピングとauPAYマーケットを併用した場合、利用金額を奪い合う形となり、お互いの足を引っ張ってしまう為相性が良いとは言えません。
ですが、楽天は利用しているサービスの数のみがポイント倍率に影響しており、利用金額の多寡は関係ない為、併用したとしても大きな影響が出難い、という特徴があります。
結果、auとPayPayは共存が難しく、楽天はどちらとも共生が可能、となる訳です。
楽天モバイルがサブとして優秀
楽天モバイルはデータ使用料が1GB未満のとき、料金がかかりません。
その為、1GB分の容量を無料で増やすワザとして、DSDV対応(SIMカードが2枚入り使い分けが可能)スマホを利用する方法が注目されたりしましたが、なぶがおすすめしたいのは古い端末等を利用して家族共用のスマホを1台用意しておく、という方法です。
すると無料で以下の恩恵が得られます。
- 固定電話代わりのスマホ
- 急な不具合や充電切れの際の予備スマホ
- 楽天市場のSPUアップ
この利用法だとメリットを活かしつつ、以下のようなデメリット等の影響を抑えた運用が可能です。
- 楽天モバイルは電波が貧弱な地域・場所がまだ結構多い ※メインとしては貧弱、非常用としては十分
- 無料になる1GB程度に抑えて使うのは実際かなり難しい ※自宅Wi-Fi内での利用に絞る等すれば余裕
- 3GB以上のプランとして利用するのであれば、代替できるプランが他にある
スマホを手放せない現代人としては、一家に一台楽天モバイルの備えがあっていいと思います。
注意しないといけないのは180日間使用が無いと利用停止になってしまう、という点くらいです。
楽天経済圏サブ利用時のSPU基本倍率
楽天経済圏をサブ利用する場合、押さえておきたいSPUアップ対象サービスは以下の通りです。
▼無料で対象にできるサービス:合計5.5倍
- 楽天会員:1倍
- 楽天モバイル:1倍
- 楽天カード(通常分):1倍
- 楽天カード(特典分):1倍
- 楽天銀行+楽天カード:1倍
- 楽天市場アプリ:0.5倍
▼おすすめのサービス:合計1.5倍
- 楽天ひかり:1倍 ※メインスマホと相性のいい光回線と比較し、有利なら楽天ひかりを採用
- 楽天証券:0.5倍 ※2022/4/1~積立額30,000円以上必要に、積立NISA利用している場合など
お買い物マラソン(最大9倍)や5と0のつく日(2倍)を活用すれば、10%還元程度は確定で出せますね。
併用したい有力なサービス
ポイント経済圏と併せて利用したいおすすめの有力サービスも紹介しておきます。
今更説明不要なものばかりですがw
ビックカメラsuicaカード
1.5%の高還元&オートチャージが魅力、改札で止められる不安が無くなる他、駅構内の飲食や自販機にも使える為、めちゃくちゃ便利!
電車やバスでの移動が多い方には必須レベルと言ってよく、常時持ち歩きが基本ですw
基本は交通系ICカードとして利用しましょう、ビックカメラのポイントカード機能ははっきり言っておまけ。
三井住友visaカード(NL)・SBI証券
セブンイレブン&ローソン&ファミリーマート&マクドナルドで還元率が脅威の5%!
また、SBI証券にてクレジットカードによる積立投資も可能に。
積立投資を利用する方には特におすすめできるクレジットカードになっています。
なお、SBI証券はネット証券最大手で機能やラインナップが充実している鉄板の証券会社です。
Amazonプライム
配送システムに優れ、音楽や動画といったエンタメ系も充実のラインナップ!
楽天市場等のECサイトは多数のお店が集まって商店街を作っているようなイメージですが、Amazonは巨大なショッピングセンターのようなイメージで、管理・配送まで手掛けている為、対応が非常にスピーディー。
急ぎの商品はAmazon、その他は楽天市場等ECサイトでまとめ買い、のような使い分けがおすすめです。
エンタメ目的だけでも十分な恩恵が見込めるので、コスパ最強の一角を担い続けています。
docomo経済圏の場合
経済圏としてのまとまりには欠けるものの、docomo経済圏のポテンシャルはやはり高いです。
経済圏の概念からは外れますが上記有力サービスにSBI証券と連携できる住信SBIネット銀行を加えれば、docomo経済圏の弱点を十分補強できます。
docomo+SBI(銀行・証券)+Amazonの組合せは有力な選択肢の1つです。
なお、2022/2/21~SBI証券はdポイントも取り扱うようになった為、更に相性の良さが増しました。
ポイント経済圏はどこがいい? ⇒ まとめ
ポイント経済圏はどこがいい?に対する当ブログの回答は、結論以下の3つです。
- au経済圏+楽天経済圏
- PayPay経済圏+楽天経済圏
- docomo経済圏+楽天経済圏+住信SBIネット銀行+SBI証券+Amazon
ポイント経済圏に関するまとめは以下の通り。
- 楽天経済圏は他の経済圏と共生可能、サブ利用がおすすめ
- au経済圏・PayPay経済圏は構造上共存が難しく、併用はやめた方がいい
- docomo経済圏は有力サービスとの組合せで十分な威力を発揮する
楽天経済圏については利用しない理由が無いので、最早インフラに近いな、てのが個人的な感想です。
なお、今現在一番ホットなのは間違いなくau経済圏、普通預金金利0.2%・クレカ積立1%還元が熱い!
ここまで『ポイント経済圏がどこがいいか』当ブログのおすすめの活用法をご紹介しましたが、ポイント経済圏はあくまでツールでしかありません。
活かすも殺すも結局は貴方次第。
最大限活用し、コツコツ資産を積み上げていきましょう!
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